集まり過ぎてトラブルも
河北新報などによれば、街中に人があふれたため交通が渋滞したほか、路上駐車や、一方通行を逆走する車もあった。道行く人の中には県警パトカーの注意喚起の呼び掛けに耳を貸す様子がなかったり、民家の敷地内に立ち入るなどしたため苦情が出た。そうした状態がずっと続いたため、観光課は11月19日に注意を喚起する宣伝カーも市内で走らせ、職員らが石巻駅前で歩きながらのスマホ操作や、信号無視、路上駐車をしないようチラシを配布して呼びかけた。
そうした中でも「被災地が見れて良かった」「楽しかった」「復興を頑張ってほしい」といった励ましや感謝の声が聞こえたという。これをきっかけに石巻市の観光客が増え、復興につながるのかどうかJ-CASTニュースが担当者に聞いたところ、
「こうしたイベントを一回きりでは、また観光に来てもらう事は難しいと思います。継続的にできるようにしなければと考えています」
と話していた。