任天堂「ポケモンGOとは比較できません」
一方、アプリ市場調査のApp Annieによると、「スーパーマリオ ラン」の発売後3日間(2016年12月15日~17日)のダウンロード数が3700万以上(速報値)にのぼった。リリースされた151か国のうち、60か国のダウンロード数ランキングで首位を獲得。収益は1400万ドル以上にのぼる。「これは世界で100万人以上が課金してプレイしていることを意味し、有料ユーザーへの転換率(CVR)は約4%と読み取れます」と指摘している。
さらに、日本では最初の3日間で、750万のダウンロード数を記録。ダウンロード数ランキングでは、リリース後すぐに首位に立ち、19日時点まで総合カテゴリーで首位を維持していた。300万ドルの収益を上げているという。
「スーパーマリオ ラン」が「売れに売れている」ことはわかるが、このペースは7月6日に米国・豪州などで発売(日本発売は7月22日)して、爆発的にヒットした「ポケモンGO」と比べると、どうなのだろうか――。
App Annieが8月2日に発表したレポートによると、ポケモンGOの世界累計ダウンロード数(アンドロイド版も含む)は推定1億を突破。「リリースから3週間以上が経過したもののポケモンGOの勢いにはほとんど陰りがなく、アプリ内の購入の売り上げ(課金)も App Store と Google Play 合算で1日1000万ドル(約10億円)を維持しています」と報告していた。
また、ネット行動分析サービスを提供しているヴァリューズの調査によると、日本では発売後3日間でダウンロード数が1000万人を突破したと、勢いがあった。
もちろん単純には比べられないが、2016年12月22日にJ‐CASTニュースが任天堂に聞いてみると、「(『ポケモンGO』はナイアンティックが発売元なので)当社では比較できません」とだけ話した。
インターネットには、
「iOSだけでこれなら、まあ成功なんでねえか」
「まじかシックスミリオン級の大ヒットかよ!」
「すごすぎてワロタ。まあ買い切りだし、歩きながらやらんしな。安心ではあるw」
「パッケ売りソフトが7000円としても =68万5714本の販売数と同等かよ。すげぇな」
といった声や、
その半面、
「ついにダウンロード数自慢はじめちゃったか。落ちたもんだな」
「ダウンロード数とか意味ねーだろwww 問題はそのうちの何割が課金したんだよ」
「ポケGOの時に比べると、あまり話題にならないよね」
「ダウンロードは無料だからな・・・」
などの声が寄せられている。
ちなみにアンドロイド版の発売については、予定はしているが時期は「未定」という。