しんぶん赤旗「記事を削除し、おわび」 「核防護服で米兵が作業」報道

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   米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイ1機が沖縄県名護市の東方海上に不時着水した事故に関連して、日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が2016年12月22日、米兵が着水地点周辺で核防護服を着て作業していたとする記事を訂正した。

   赤旗は12月18日に「核防護服で米兵が作業 オスプレイ墜落現場 放射性物質の回収か」という見出しで、12月16日から17日にかけて事故現場周辺で複数の米兵が核防護服を着用して作業する姿が確認されたと写真つきで報じた。写真には白い服を着用して作業にあたる米兵の姿があり、赤旗は「(米兵が)機体に使用された放射性物質の回収を行っていると見られ、(放射性物質が)海中に流出した可能性もある」、との見解を示していた。

   赤旗はこの記事について12月22日付の紙面で、

「『核防護服』としたのは不正確でした。見出し、記事ともに削除し、おわびします」

と訂正。ウェブ上で公開された記事も20日までに削除した。しんぶん赤旗編集局はJ-CASTニュースの取材に対し、

「米兵が着用していたものについて明確な事実判断が出来ない、という理由で訂正しました。核防護服だったのかどうか、という実態ついては現在検証中です」

と説明した。

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