益若つばさと佐野研二郎氏の共通点 「盗作騒動」で繰り返される責任転嫁

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佐野氏「スタッフがトレースしたもの」

   益若さんの件で思い返されるのが佐野研二郎氏の「トートバッグ問題」だろう。東京五輪エンブレム騒動が起きた2015年夏、佐野氏が企業キャンペーンのためにデザインしたトートバッグについても「パクリ疑惑」が浮上。これを受け、佐野氏は「スタッフがトレースしたもの」として盗用を認め、

「スタッフの者から特に報告がなかったこともあり、私としては渡されたデザインが第三者のデザインをトレースしていたものとは想像すらしていませんでした」

などとコメントしていた。

   そのためネット上では、益若騒動を受けて

「東京オリンピックのデザイナーもそんなこと言ってたな」
   「完全に佐野研二郎さんと同じパターン」
   「佐野研二郎さんと言い分が同じだと思った人は多いはず」

という声も上がっている。

   ただ、佐野氏は益若さんほど感情的なコメントを書くことはなかった。仮に「悔しくて悲しくて一晩中泣きました」とでも書いていれば、バッシングは相当なものになっていたかもしれない。

   なお、益若さんは 21日、謝罪後初めてブログを更新。「たくさんの励ましのお言葉や厳しいご指摘のお言葉ありがとうございました」として、「真摯に受けとめ、またみんなでゆっくり前に進めるように日々精進してがんばっていきたいと思います」と気持ちをあらたにした。

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