ファイトケミカルスの成分は"色"ごとに異なる
また、「ファイトケミカルス」や「オーガニック」のリーディングカンパニーとして知られる、日本アムウェイ合同会社の最高マーケティング責任者長田賢俊氏によると、ファイトケミカルスは同じ野菜や果物のなかでも、とくにオーガニック農業で育つものに多く含まれるそうだ。
さらに、"日本人の身体に合った食"の提案をテーマに活動している、管理栄養士の圓尾和紀先生は、ファイトケミカルスの効果的な摂り方について、次のように説明。
「ファイトケミカルスは、植物の"色の成分"なので、野菜・果物を5色(白・黄・赤・紫・緑)に分類してバランス良く摂ることで、さまざまなファイトケミカルスを摂取することができます」
たとえば、紫や青などのアントシアニン類、黄色やオレンジ系のカロテノイド類、緑のクロロフィルなど、他にも、リコペン・β-カロチン・イソフラボンなどもファイトケミカルスの仲間。その種類は数千以上にのぼるといわれている。
初めて聞くファイトケミカルスに、LiLiCoさんとRINAさんも興味深そうに耳を傾けていた。LiLiCoさんは、「5色の色分けについて学べたので、今日の帰り道にどんな野菜を買って帰ろうかイメージがついています」と、ファイトケミカルスの効果的な摂り方を早速実践する模様。