【女の相談室】高梨沙羅「化粧力」で大変身 女性が目元メークに目覚める時

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   スキージャンプ女子の高梨沙羅選手が、近頃メークをバッチリ整えるようになった。メディアに出るたびに「大人になった」「きれいになってる」との声がツイッター上で相次ぎ、特にクッキリとした目元が注目されている。

   「今春くらいから化粧を覚え始めた」という高梨選手は現在20歳だが、一般に女性は何歳ごろからメークに目覚めるのだろうか。

  • 2016年シーズンも好調の高梨沙羅選手(2015年4月撮影)
    2016年シーズンも好調の高梨沙羅選手(2015年4月撮影)
  • 2016年シーズンも好調の高梨沙羅選手(2015年4月撮影)

中学3年までには87.2%が化粧を経験

   高梨選手は2016年10月31日に都内で開かれたイベントに登場した時、「今年の春ごろから化粧の勉強を始めた」と語った。当時、メーク姿の高梨選手の写真が報道されると、ツイッターでは「あまりに目が変わり過ぎてビックリ」「こんな目パッチリしてたっけ?」と、変化に反響が相次いだ。NHKで10月30日に中継されたNHK杯ジャンプ大会の映像を見ると、イベントに限らず競技時もメークして臨んでいるようだ。

   マイナビが運営する10代女性向けウェブサイト「JOL(ジョル)」が12年10~11月に実施した調査によると、13~19歳女性197人のうち「まだ化粧をしたことがない」のは9.2%にとどまった。小学6年までに46%、中学3年までには87.2%が化粧を経験している。

   化粧を始めるきっかけについて、女性たちに取材した。小学5年生で化粧を始めたというのは、東京都に住む20代後半の女性。「女子小学生向けのファッション雑誌に、目元のメークアップ術などが載っていて興味を持ち始めた」と話す。『ラブベリー』(徳間書店)や『ピチレモン』(学研プラス、現在は休刊)といった雑誌を参考にしていたという。

   また「女性は、化粧をして一番変化が大きい顔のパーツは目元」だと話す。「化粧に10分かけるとしたら目元に5分費やす。他のパーツと比べて目は『工程』が多いし、繊細な作業が必要」と説明した。高校1年の時、たまに目元の化粧をしないで友人に会った時には、目が小さく見えたせいで「眠いの?」と問われたそうだ。

   大学入学時に覚えたという都内在住の20代前半女性は「私服で人前に出る機会が増えるから、身だしなみの一環で始めた」。初めての化粧は、やはり目元だった。「メーク前後で一番差が出るのが目だと思う。アイメークをしていないと裸のような気持ちになる」とし、まだ若いからか「肌は特に気にならず、ファンデーションはもう少し後になってから始めた」という。この女性も「10~15分のメーク時間のうち、半分くらいは目元にかける」。

   化粧品メーカーのメイベリンニューヨークが13年9月、関東・関西に住む25~39歳の女性600人に実施したアンケート調査によると、「大人っぽく見せるためのメークで意識するパーツ」として、89.5%が「アイメーク」と答えている。

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