辺野古埋め立て訴訟で沖縄県敗訴が確定 最高裁が判決

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   米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画を巡って国が沖縄県を訴えた裁判で、最高裁第二小法廷(鬼丸かおる裁判長)は2016年12月20日の上告審判決で、県の上告を棄却した。翁長雄志知事が辺野古周辺の埋め立て承認を取り消したことは違法だとする16年9月の高裁判決を支持した形で、県側の敗訴が確定した。国は中断している沿岸部の埋め立て工事を再開する見通し。

   翁長知事は、13年12月に仲井真弘多前知事が出した埋め立て承認を15年10月に取り消した。翁長知事が国からの承認取り消しを求める是正指示に従わなかったため、国はこれを違法だとして16年7月に県を訴えた。福岡高裁那覇支部は9月に国の主張を認める判決を言い渡し、県が上告していた。

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