ASKAさん釈放 覚醒剤「陽性反応」、本人の尿だと立証困難

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   覚醒剤を使用したとして逮捕された歌手のASKA(本名・宮崎重明)容疑者(58)について、東京地検は2016年12月19日に不起訴処分とした。同日、各メディアが伝えた。ASKAさんは同日19時過ぎ、釈放された。

   警視庁は11月28日、ASKAさんの尿の任意提出をうけ鑑定し、陽性反応が出たことなどから、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕した。12月19日のNHK報道などによると、ASKAさんは調べに対し、「絶対やっていません」などと容疑を否認していたという。

  • ASKAさんのアルバム「君の知らない君の歌」(ユニバーサル・シグマ、2010年11月)
    ASKAさんのアルバム「君の知らない君の歌」(ユニバーサル・シグマ、2010年11月)
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尿検査のカップにお茶入れた、と説明

   ASKAさんは2014年9月、同法違反(使用)の罪などで懲役3年執行猶予4年の有罪判決を受けた。16年11月28日の逮捕時は、執行猶予期間中だった。経緯は、ASKAさんが盗聴などをされている、として自ら110番通報、警官が駆け付けたが、言動におかしな点があったため、尿検査ののち、逮捕した。

   12月19日夕のテレビ朝日報道によると、警視庁は、ASKAさんの尿検査について、本人の尿だと立証するのが困難だったと説明している。本人は、逮捕後に提出したカップの中に事前に用意したお茶を入れた、という説明もしていたという。

   ASKAさん不起訴のニュースが流れると、ツイッターには

「警察しっかりしろーーー」

といった声が出ていた。

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