「今日の鹿島ならまだチャンスある」
試合はそのまま延長戦へ入るが、延長前半8分、ベンゼマの縦パスに抜け出したロナウドが再びゴールを奪い、逆転。さらに延長前半15分、ロナウドがこのハットトリックとなるゴールを決め、リードを2点差に広げる。
すると、徐々に鹿島の足が止まり始める。結局試合は4対2、レアルの優勝でクラブW杯は幕を閉じた。それでもツイッターでは最後まで
「今日の鹿島ならまだチャンスある」
「うわぁ...鹿島粘れ!夢見せてくれ!PKまで持ち込んでくれー」
「ひょっとして鹿島いけるかも...と思ったがさすがはレアル、さすがはクリロナって感じだ。めっちゃ勝負強い」
「鹿島がレアルに勝てるかって後半終わった時は思った」
「鹿島こんだけ頑張ってるし何が悪いとか無いわこれ」
といった声が出続けた。
2ゴールの殊勲者・柴崎は試合後、
「勝てなかったのは悔しい。勝てるチャンスはあった。相手は延長まで攻め続けたが、僕らは落ちてしまったのが残念だった。良い大会にできた。次は優勝できるように頑張りたい」
と淡々と語り、前を向いた。