北九州市のテーマパーク「スペースワールド」は2016年12月16日、17年12月末で閉園すると発表した。理由は「諸般の事情により」としか明らかにされていない。
スペースワールドは宇宙をテーマにした遊園地で、新日本製鉄(現・新日鉄住金)八幡製鉄所の遊休地を利用して1990年に開園した。当初は新日鉄が運営していたが、来場客の減少などで2005年に経営破綻し、その後は加森観光(札幌市)が経営を引き継いでいた。
16年11月には5000匹の魚を氷漬けにしたスケートリンクの企画が問題視され、企画の中止を発表したばかりだった。