青瓦台では1968年にも襲撃未遂事件
聯合ニュースによると、韓国統一部の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官は12月12日の定例会見で、訓練は北朝鮮体制の健在ぶりを誇示するために行われたとの見方を示しながら、「強く糾弾する」と述べた。大統領権限を代行している黄教安(ファン・ギョアン)首相は11日、韓国軍合同参謀本部を訪れ、警戒を強めるように求めた。北朝鮮の襲撃作戦が明らかになったのは、その矢先だった。
青瓦台では1968年にも北朝鮮による襲撃未遂事件が起きている。青瓦台まで1キロほどの距離にあるソウル市内の山にまで北朝鮮の工作員が侵入し、銃撃戦の末に北朝鮮・韓国側合計で100人近い犠牲者が出た。この時ターゲットになったのが朴大統領の父親、朴正煕(パク・チョンヒ)大統領だった。