元俳優の成宮寛貴さん(34)が引退時にした発言に対し、プロレスラーのザ・グレート・サスケさん(47)がブログで怒りを露わにしている。「何があったのか」と、ネット上で波紋が広がっている。
「引退する成宮さんへ その幕の引き方じゃぁ我々家族は逆に許しませんよ」
「我々家族は逆に許しませんよ」
ザ・グレート・サスケさんは2016年12月11日、いきなりブログをこんな書き出しで始めた。引退を報じるスポーツ紙1面の写真をアップしており、続いて、こう明かした。
「10年程前に 愚息があなたから受けたハラスメントが真実だったって認める事になっちゃうじゃないですか?」
サスケさんには、20代の長男がおり、長男が成宮さんから何らかのハラスメントを受けたという意味らしい。そして、「いつか『全て冗談に決まってるでしょ』って言ってくれればそれで良いと思って許してたのに」と書いている。
ブログにあるのは、これだけだ。
この内容がスポーツ紙などに報じられると、ネットニュースのコメント欄などでは、「何されたんだろう?気になる」と驚きが広がった。「これだけじゃ分からんw」「泣き寝入りした過去があったのかな?」と困惑する声も上がった。
一方で、「息子さん迷惑だと思うよ」「今わざわざそんなことをブログで書く必要ある?」「今更許しませんは無いだろう」といった疑問や批判も相次いだ。サスケさんの売名ではないかという、うがった見方さえ出ている。
サスケさんは、成宮さんの幕引きの仕方がハラスメントを認める形になったというが、一体どのようなことなのだろうか。
フライデーの薬物報道後、成宮さんは、12月9日に引退を発表したとき、セクシャリティの部分がクローズアップされて耐えられないことを理由に挙げていた。
サスケ所属事務所「知っているが、言えることではない」
フライデーの記事では、告発した友人の男性が成宮さんは体をすり寄せてきたと告白したとし、その後、テレビなどでその性的趣向にも焦点が当てられてきた。成宮さんは、結果として、こうした側面を認めた形だが、サスケさんの長男が成宮さんから10代のときに受けたというのは、性的なハラスメントだったのだろうか。
この点について、J-CASTニュースがサスケさんの所属事務所アルファ・ジャパンプロモーションに取材すると、担当マネージャーが「そうだと思います」と認めた。
しかし、その内容については、「知っていますが、言えることではありません。サスケ本人も、あれ以上は話さないでしょうね」と言う。
ただ、次のように、その後のことを話した。
「当時は、事実確認が難しく、どうしようもありませんでした。息子さんは、ファッションモデルの仕事をしていましたが、それ以来、精神的なショックを受け、一般社会に復帰できないでいます。サスケ本人は、よっぽど怒っているのではないですか」
サスケさんの長男は現在、母親の母国メキシコにおり、母親と長女が付きっきりで長男の面倒を見ている状態だという。サスケさんも、メキシコと日本を行ったり来たりする生活をしているそうだ。
成宮さんの元所属事務所トップコートでは、ハラスメントがあったのかの事実関係について、「まったくこちらでは分からないです。この件については、取材でお答えしていません」と答えた。