菅長官「妨害弾発射の事実ない」 中国国防省の発表へ厳重抗議

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   菅義偉・官房長官は2016年12月12日の記者会見で、中国国防省が10日に日本の航空自衛隊機が中国軍用機に対して妨害弾を発射した、と発表したことについて、事実無根であり厳重に抗議したと伝えた。

   菅長官は

「(中国軍用機に対し)航空自衛隊は戦闘機を緊急発進させ、行動監視などを適切に実施した。その際、自衛隊機が中国軍用機に対し近距離で妨害を行った事実はなく、妨害弾を発射し中国軍用機とその人員の安全を脅かしたという事実も一切ない」

と説明。中国側が明らかに事実と異なることを一方的に発表したのは「極めて遺憾」であり、日中関係の改善を損なう行為だとして外交当局を通じて「厳重に抗議した」と伝えた。中国軍用機からの危険な行為などはなかったという。

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