初体験は早くても遅くても体に悪いってホント?

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   「筆おろし」とか「ロストバージン」とか......。初体験は人生の忘れられない甘酸っぱい思い出ですが、何事もタイミングが大切で、早すぎても遅すぎても体によくないという研究があるのをご存じだろうか。

   「そんなこと今さら言われても、もう手遅れだよ」とムッとしたアナタ、思い当たるふしはありませんか?

  • 早すぎても遅すぎてもよくないようで(イラスト・サカタルージ)
    早すぎても遅すぎてもよくないようで(イラスト・サカタルージ)
  • 早すぎても遅すぎてもよくないようで(イラスト・サカタルージ)

日本の30代の平均は男性20.2歳、女性で19.6歳

   日本人の「初体験」の平均年齢は、大手コンドームメーカー、相模ゴム工業の調査(2013年)によると、30代男性で20.2歳、女性で19.6歳と最近は女性の方が早くなっている。

   初体験に関する研究をまとめたのは、米コロンビア大学の心理学や医学の専門家を集めた総合チームだ。米の公衆医学専門誌「American Journal of Public Health」の2008年1月号に発表した。研究は1996年以来、毎年全米規模で行なわれている「性行動と健康調査」のデータから成人男女8466人を対象に初体験の年齢と健康状態との関連を詳しく調べている。

   論文によると、対象者の平均年齢は男性が43.3歳、女性が45.5歳で、初体験時の平均年齢は男性が17.2歳、女性が18.3歳だった。男女とも早い方の25%、遅い方の25%をそれぞれ「早期経験者」、「後期経験者」と定義し、男女ともに14歳以前を「早期経験者」、22歳以後を「後期経験者」とした。

   そして、対象者全員に次のように性生活と健康状態を詳しく尋ねた。

(1)初体験は結婚前か、結婚後か。これまでの経験人数は何人か。過去と現在、どういう相手とセックスをしてきたか。
(2)週に何回セックスをしているか。性生活にどのくらい満足をしているか。ED(勃起不不全)などの性機能障害はあるか。オーガズムに達する頻度はどのくらいあるか。
(3)エイズ、クラミジア、梅毒などの性感染症にかかったことがあるか。性行為の際、コンドームなどの予防措置をとっているか。薬物やアルコール依存症になったことはあるか。
(4)エイズ感染者や薬物中毒、アルコール依存症者などの危険な相手とセックスをしたことがあるか。
(5)夫婦(パートナー)関係の生活にどのくらい満足しているか。離婚経験はあるか。
(6)(女性に)望まない妊娠の経験があるか。

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