「ライブの交通費や宿泊費入れると、もっと多額になるはず」
インターネットの掲示板などには「オタク」らしき人から、
「絶対少ないだろう。へたすりゃ1か月じゃん?」
「やっぱ1ケタ違う気がする」
「甘いな年間8万で済むわけないだろ フッ」
「本物のオタじゃないヤツがまぎれ込んでいる」
「ライブの交通費や宿泊費入れると、もっと多額になるはず」
「やはり現実と乖離してると思うんだよな。アイドルオタクの定義の問題かもな」
などと、「もっと使っている」との声が相次いでいる。
なかには、
「コスプレとかって、結構かかるけど。これも少ない気がする」
といった声も。
その半面、
「平均だろ。そんなもんじゃね。それに握手券ほしさにCD買うのも減ったんじゃねえの」
「分野が細かく分かれているからだろ」
といった声もある。
矢野経済研究所によると、一人あたりの年間平均消費金額は、消費者アンケートに答え、「オタク」との認識があった1884人に聞いている。このうち、「アイドルオタク」は225人だった。「アイドルオタク」が、コンサートのチケット代やCD・DVD、写真集や関連グッズ、ファンクラブの会費などの、消費金額ベースで算出したという。
つまり、ネットの声にあるように、コンサート会場までの交通費や宿泊費などを含めると、もっと多くの消費金額になるとみられる。
インターネットに寄せられた声について、J-CASTニュースが2016年12月9日、矢野経済研究所に話を聞いたところ、同研究所は「こちらから申し上げることはありません」と回答した。