梅毒に感染する人が急激に増えている、との発表を背景に、厚生労働省の性感染症の予防ポスターが「神ってる」と大きな話題になっている。
きっかけは人気アニメの「美少女戦士セーラームーン」が「検査しないとおしおきよ!!」と呼びかける啓発ポスターが2016年11月21日に登場したことだが、過去のポスターも改めて注目を浴び、12年に出た「オーラルでも、うつります。性感染症」をナンバーワンに挙げる人が多い。
「オーラルでも、うつります。性感染症」
話題になっているポスターは信号機をモチーフにしたもので、青はピクトグラムで描かれた男女が手を繋いでいて、赤は男女が上下逆さまに描かれ、
「オーラルでも、うつります。性感染症」
という大きな文字と、口だから感染しないと思っている人がいるけれども、「無防備な」お口の行為はしても・されても感染する可能性がある、という説明が付いている。
ツイッターでは、
「厚労省のこのポスター、霞ヶ関史上最も攻めた事例の1つと認定していいと思うんだ」
などといった呼び掛けが起こり、
「神ってる」
「なんかスゴイ.....」
「最高にロック(69)ですよね」
などといった感想が付いた。
どうしてこのような話題になるポスターを作り続けているのか。J-CASTニュースが16年12月8日にポスターを制作している厚生労働省健康局結核感染症課に話を聞いてみた。