KDDIは2016年12月8日、インターネット接続(プロバイダー)大手の「ビッグローブ」を総額約800億円で買収し、完全子会社化すると発表した。
200万人を超えるビッグローブ会員を取り込んでノウハウを活用し、決済や物販事業など通信以外の事業を強化する狙い。
ビッグローブはプロバイダー事業で国内シェア第4位。7位だったKDDIは、今回の買収でNTTコミュニケーションズに次ぐ2位に浮上する見通し。KDDIは、富士通の子会社で国内シェア8位のニフティについても買収交渉を進めていると報じられている。