テレビ朝日の情報番組「グッド!モーニング」に出演している同局の田中萌アナウンサー(25)と加藤泰平アナウンサー(33)の不倫報道を受け、作家の乙武洋匡さん(40)が、自身の不倫が報道された時のことを振り返って、怒りを露わにしている。
テレ朝の不倫疑惑を報じたのは、2016年12月8日発売(首都圏など)の「週刊文春」。前日7日夕に電子版記事が公開されると、乙武さんは記事中にあるテレ朝のコメントに噛みついた。
「さんざん人のプライベートをいじくり回しておいて」
乙武さんは2016年3月、「週刊新潮」に自らの不倫を報じられた。直後に謝罪したが、多くのメディアが報道して一大騒動に発展し、11月下旬、ようやく仕事復帰を果たしたばかりだ。9月には妻と離婚している。
乙武さんは7日、ツイッターで文春記事を引用した上で
「『プライベートなことですので』って、どの口が言ってんだよ。さんざん人のプライベートをいじくり回しておいて、いまさら何を言ってるんだか」
と非難した。記事によると、同局広報部は文春の取材に対して「プライベートなことですので、コメントは控えさせていただきます」と回答したという。
これに一般ユーザーから「このツイートは低レベルな争いを自ら引き起こそうとしてるとしか思えない」との指摘がアカウントに届くと、乙武さんは
「そもそも他人のプライベートについて盛り上がるアホが最も低レベルでしょ」
と反論。「キレ芸に転換したの?」と聞かれれば、「いや、もう言いたいことは言うようにしようと思って」と返した。
「どの口~」ツイートに対しては、作家の竹田恒泰さん(41)も反応し、
「本当ですね。社員の『プライベート』は大切にするのですね、、、」
と同意を示した。
乙武不倫報道時には連日取り上げていた
乙武さんの不倫騒動については「グッド!モーニング」も他の情報番組と同様に連日取り上げていた。
報道があった3月24日当日はもちろん、翌25日には「乙武妻の謝罪」に焦点を当てて紹介。週明け28日にはスポーツ紙などによる続報のまとめを、29日には「乙武の本来の姿」を語るプロインタビュアー・吉田豪氏への取材映像を流していた。
出演者陣が乙武さんの報道に直接意見を述べるような場面は特段なかったものの、エンタメコーナーのトップに話題を持ってくるなど、乙武さんのプライベートを盛んに報じていたことは確かだ。
なお、田中アナと加藤アナは12月8日放送の同番組に出演せず。番組中で欠席理由が説明されることはなく、文春報道への言及もなかった。