千葉大「悪質なことであり、対応を考えたい」
この文面は、その後も度々、2ちゃんねるのスレッドなどに貼り付けられており、「なんだこれ、隠蔽の指示か?」「千葉大の口止め圧力」「事件の解決に協力するのが当然だろ?」などと疑問や批判が相次いでいる。
もっとも、大学側がメールなどを出した証拠としては弱すぎるとして、「これさすがに捏造じゃねーの?」といった指摘も出ていた。
千葉大の広報室では、J-CASTニュースの取材に対し、次のように答えた。
「このようなメールを学生向けに配信した事実はありません。そんな文書も存在せず、まったくの事実無根です。うわさでは聞いていましたが、今回初めて確認してびっくりしています。かなり悪質なことであり、対応を考えたいと思っています」
なお、容疑者の男子学生3人の実名については、千葉県警が、5日になって公開に踏み切った。報道によると、その理由として、共犯者の割り出しにめどがつき、被害者の理解もほぼ得られたことを挙げている。「批判は真摯に受け止めている」とコメントしたというが、関係者からの圧力については、全面的に否定している。