マー君はオフでもエースの投球 子どもたち驚かせた超絶コントロール

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   「ごめんな、オフシーズンやから本気じゃ投げられへんねん...」。集まった少年少女18人にニューヨーク・ヤンキースの田中将大(28)は告げた。プロの野球選手にとって12月は体を休める時期だ。マウンドに立った田中は、ゆったりと投球動作に入った――。

   打席の後ろに、7つの丸い的が付いた大きな黒いボード。チャリティーイベントで、田中が投げた球が的に当たるたびに寄付金の額が上がる。「当てなきゃ盛り上がらないし、子どもも『何やってんだ』って思っちゃう」。矢のような投球は、直径10~50センチの的を次々に射抜いた。そのたびに、子どもたちは目を丸くして、拍手を送った。

「一応格好はついたかな」

田中将大とイ・ボミから、子どもにそれぞれ野球ボールとゴルフボールが贈呈された
田中将大とイ・ボミから、子どもたちにそれぞれ野球ボールとゴルフボールが贈呈された

   田中が来季に向けて投げ始めたのは「ここ最近」という。「今日のピッチングはまだまだだったけど、一応格好はついたかなと思う」。少し照れ臭そうだった。

   この日は2年連続賞金女王のプロゴルファー、イ・ボミ(28)とともにイベントに参加した。田中も毎年オフにはゴルフを楽しむそうだ。子どもたちに「色々なスポーツを経験してほしい。全然違う体の使い方ができてヒントになる」とアドバイスした。(2016年12月6日、東京・明治神宮外苑室内球技場で開かれた「ウブロ 田中将大×イ・ボミ チャリティーイベント」で)

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