妻が「小説家引退」宣言を「一喝」
一方、百田氏は12月2日にも、小説家から身を退くと宣言し、ネット上を騒がせていた。自著「海賊とよばれた男」が「V6」岡田准一主演、山崎貴監督で映画化し、10日に公開を迎えるというのに、「『海賊とよばれた男』の映画の宣伝に私の名前はほとんど出てこない」と主張する。「映画会社は、百田尚樹の名前を出せば客の入りが悪くなると考えているのかもしれない」。不信感が募った百田氏は「私の名前がまったく出されないので、もう小説家を辞めると決めた」とツイートした。
だが4日になると、
「嫁さんに『引退する』と宣言すると、『今年、仕事場作ったばっかりやないか。それとも、あれは浮気用の別宅か!』と一喝された」
とツイッターに投稿し、妻とのやり取りの一部始終を公開した。
「いいえ、そんなことはございませんです」
「ほんまか」
「ほんまです」
「なら、引退してもええが、仕事場のローンを払い終えてからにせいや」
「......」
返答に詰った百田氏はそれから6日現在まで、「小説家引退」宣言に触れていない。