振り付けをした子供に五輪のメダルを獲ってほしい
こうした番組内容にネット上では、
「好きだったのに何があったんだよ...」
「落ちぶれすぎやろ」
「この人は引き際を完全に誤った」
などといった驚きが広がった。
番組ではその後、村主さんがなぜ新潟に居るのかを明かした。それは地元の子供スケーターに「振付師」としてプログラム作りに来たのだ。地方を転々としているのはそのためだった。それは日本に留まらず、世界中を飛び回ることに1年の殆どを費やしている。ベトナムではジュニアスケーターにスケートシューズを寄付する活動をしていて、そのために生活費を切り詰めている、という事だった。
「今度は、自分が獲れなかった(五輪の)メダルを、自分が振り付けした子にメダルを獲ってほしい。(引退後もスケートに携わっており)生まれ変わってもまたこの人生を歩みたいですね」
と語っていた。ネット上では指導している姿がテレビに映ると、
「教えてる時は真剣でいい表情していたよ」
といった歓声が挙がり、現在は振付師としての「修行」の最中だから収入が少ないのは仕方のない事だし頑張ってほしいという意見も出るようになっていった。