ラムネ23商品に小麦混入 メーカー自主回収を発表

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   菓子メーカーのユウカ(本社・大阪府八尾市)は、製造販売するラムネ菓子に原材料表示されていない小麦が混入していたとして23商品を自主回収すると2016年11月21日、同社のウェブサイトで発表した。

   「ハローキティフルーツラムネ」を検査したところ、アレルギー物質の小麦が検出された。原料である調整砂糖の製造工場で混入したという。商品の版権元であるサンリオに責任は一切ないとしている。

   また、同社の他のラムネ商品「パンチラムネ」「スカッシュラムネ」「サワーラムネ」などとあわせ、全23商品に小麦が混入していると分かり、これらの商品のうち賞味期限が2017年11月15日以前のものをすべて回収する。ウェブサイト記載の宛先への送付を呼びかけているほか、電話での問い合わせ(0120-360-540)も受け付けている。

   厚生労働省がウェブサイトで公表している食物アレルギーについてのパンフレットによると、小麦は鶏卵、牛乳、大豆、米とあわせて5大アレルゲン(アレルギー原因物質)と呼ばれる。小麦は、発症数の多さや重症化の懸念が高いため、食品表示法で加工食品への原材料表示が義務付けられている。

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