レンツィ伊首相、辞任を表明 「改憲」国民投票の敗北認める

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   イタリアのレンツィ首相は、2016年12月4日に行われた憲法改正の是非を問う国民投票で、反対派が賛成派を大きく上回る情勢となったことを受けて5日午前(日本時間)、辞任する意向を示した。現地メディアなどが伝えた。

   レンツィ首相は、議会上院の権限を縮小し下院の権限を強化する憲法改正案の可決を目指し、否決された場合は辞任すると公言していた。開票が始まり、反対派多数で否決が濃厚になると記者会見を開き、「全ての責任は私にある」、「私の政権は今日終わる」と敗北を認めた。

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