俵万智氏のアカウントには「『サラダ記念日』泣いている」
選考委員を務めているやくみつる氏(57)は12月5日、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日)に電話出演。自身も「日本死ね」には「嫌悪感を示した方」だったと明かしながらも、流行語を選ぶ際には「過激」「穏当」といった事柄は「何の尺度にもならない」とした。
同じく選考委員の俵万智氏(53)は、現時点はツイッターでは流行語大賞については触れていない。にもかかわらず、俵氏のアカウントには、
「『サラダ記念日』泣いている」
「言葉を紡ぐことを生業にしている人が、『死ね』という言葉を含むものを流行語として選んだことに、驚きに耐えません。詩人としてのプライドや矜持が無い人だとわかりました」
といった選考結果を非難する声が相次いでいる。
J-CASTニュースが12月2日から行っているワンクリック投票には5日18時時点で2万票以上が寄せられ、最も多かったのが「問題提起としては有効だったが、言葉が汚すぎる。受賞は不適切」で全体の52.8%を占めた。次に多かったのが「問題提起としても意味があったとは思えない。単に不愉快になるだけ」という答えで31.2%。「この言葉をきっかけに待機児童問題に焦点が当たった。受賞は妥当」と受賞に理解を示す声は15.2%だった。