沖縄県の那覇市で2016年12月4日の13時38分ごろに気温が28.2度の「夏日」となり、同市の12月としては史上最高気温を記録した。
これまで記録に残っている中での最高気温は1914年12月1日の28度で、102年ぶりの更新となる。4日は那覇を含め県内に28か所ある観測地点のうち、15地点(観測期間が浅い石垣島を除くと14地点)で12月の観測史上最高気温となった。
沖縄気象台はJ-CASTニュースの5日の取材に対し、「気圧の谷の影響で南方から湿った空気が入りやすくなっており、また雲の切れ間から日光がさしたことなどが要因となって気温が高くなったのではないか」と説明した。