タレント、りゅうちぇるさん(21)がツイッターに投稿した写真の背後に「人の顔」のようなものが写り込んでいるとして「心霊写真だ」、「UMA(未確認生物)だ」などと騒ぎが広がっていることから、ついにりゅうちぇるさん本人が真相究明に乗り出した。
2016年12月2日放送のインターネットテレビ局「AbemaTV(アベマティーヴィー)」のバラエティ番組「りゅうちぇる×ちゃんねる」の中で、りゅうちぇるさんが霊能力者に鑑定を依頼したところ、写真には3体の「物の怪(もののけ)」が写っているという。
J-CAST取材に心霊研究家は「UMA」の可能性を指摘
写真は11月16日に投稿された。りゅうちぇるさんがロケ終了の報告とともに、森の中に立つ自身の写真を投稿したところ、これを見たユーザーからりゅうちぇるさんの背後の木に「顔のようなものが写っている」という指摘があり、「心霊写真ではないか」と騒ぎになった。
J-CASTニュースでも11月17日にこの話題を取り上げ、心霊研究家の池田武央さんに取材したところ、「心霊写真と言えると思う。ただ写っているのは幽体でなく、UMA(未確認生物)の可能性が非常に高い」との見解だった。また池田さんはこの写真について
「霊的な波動を強く感じます。攻撃性や妬みのようなものは感じませんが、(写真は)封印した方が良いでしょう。乱雑に扱うと、良くないことが起こるかもしれません」
ともコメントしていた。
りゅうちぇるは「森の妖精」が写ったと持論
りゅうちぇるさんは12月2日の放送冒頭で一連の話題について触れ、「個人的には霊じゃなくて森の妖精だと思っています」と持論を展開。番組後半で、写真をその道21年のイカルガ先生という霊能力者に鑑定してもらった結果を発表した。イカルガ先生は
「非常に禍々(まがまが)しい気配が伝わってくる写真です。この写真には3体の霊が写っています」
と指摘。ただ、ネットなどで「顔のように見える」とされた部分は「木の根っこ」であり、それ以外の場所に3体の霊がいるとした。3体は「森の精霊」に分類される物の怪であり、その中でも人間に対して悪い影響を与えるタイプであるという見解を示した。
りゅうちぇるさんの写真に写りこんだ理由については
「りゅうちぇるさんは魂がキレイで輝いています。その魂の輝きが強く高位であるため、りゅうちぇるさんを人間ではなく『精霊の仲間』だと勘違いして集まってきた」
と説明。また、りゅうちぇるさんは日頃から「常にハッピーであるように強く心がけている」ため憑依されなかったが、
「霊的に弱い人はこの写真を見るだけで悪い影響を受けます」
とも付け加えた。
霊がいる部分を赤丸で示した加工写真を見たちゅうちぇるさんは
「(赤丸内の)どこに物の怪がいるのか全然わかんないんだよね」
と首をかしげたものの、
「でもそういう霊が(自分を)森の精霊だと勘違いしたってことは、すごいよね?なかなかじゃない?」
と興奮ぎみにコメント。自身の「ハッピーオーラ」が霊に影響を与えたとされたことに満足そうだった。