ピコ太郎が「軽く事故」 アカペラ生電話「PPAP」の悲喜劇

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   「2016ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式で2016年12月1日、千葉県出身のシンガーソングライター「ピコ太郎」さんが電話中継で「PPAP」を披露したが、会場内の音楽とかみ合わず、笑いが起きる一幕があった。

   ピコ太郎さんは

「音とか全然聞こえていないから、軽く事故ってると思うんですが...」

などと話し、会場中は笑い声に包まれた。

  • 人気シンガーソングライターの「ピコ太郎」さん(写真は2016年10月28日撮影)
    人気シンガーソングライターの「ピコ太郎」さん(写真は2016年10月28日撮影)
  • 人気シンガーソングライターの「ピコ太郎」さん(写真は2016年10月28日撮影)

「私の『神ってる』でしたっけ?」

   「PPAP」はこの日の表彰式で、ノミネート候補30作の中からトップテンに選出された。スケジュールの都合がつかず、表彰式には来なかったが、電話中継という形で約4分間、司会のフリーアナウンサー・生島ヒロシさんとトークを交わした。

   生島さんが「トップテンに選ばれましたよ」と報告すると、ピコ太郎さんは

「私の『神ってる』でしたっけ?あっ違う、『PPAP』ですよね。もう本当に『ありが玉置成美』と言わざるを得ません」

と、ボケを連発した。一しきり会場内の空気が温まると、ピコ太郎さんは生島さんのリクエストで、「PPAP」をアカペラで歌い始めた。

「ピッポッパッポッピッポッパッポッピッポッパラララ、ピーピーエーピー、ンッタッタラ、ンッタッタラ、ンッタッタラ」

   前奏を口ずさんでいると、会場内では「PPAP」のBGMが流れ始めた。だがピコ太郎さんのテンポとはかみ合わず、ピコ太郎さんは

「アイハブアペーン、アイハブアンアッポー、ンーー、アッポーすいません流れてると思うんですけど、音と全然合ってないと思うんですけど」

と困惑していたが、ノリノリで体を上下に揺らす生島さんに「ノープロブレム!」と続行を促され、しばらく歌い続けた。

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