あらゆる小説のパターンは6つだけ ビッグデータでわかった物語の醍醐味

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『ハリーポッター』には18カ所のヤマ場が

   もちろん、多くの小説はこれらのパターンのバリエーションだ。たとえば、『ハリーポッターと死の秘宝』は、(5)のシンデレラ型だが、小説の進行につれ、「上昇→下降→上昇」の物語の感情ラインの変化を計18回も繰り返す。そのつど読者はジェットコースターに乗ったようにドキドキワクワクを繰り返すから、人気があるわけだ。

   今回の結果について、同大のアンドリュー・レーガン博士は、論文の最後で「AI(人工知能)を使って偉大な過去の作品を分析することは、より深く理解し楽しむ助けになると思います」とコメントしている。

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