「2016ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が2016年12月1日、都内で行われ、タレントのベッキーさんとロックバンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音さんの不倫騒動をめぐり飛び交った言葉「ゲス不倫」もトップテンに選出された。
この日の表彰式に現れたのは、覆面姿の人物だった。
文春公式キャラ「ふみはる」があいさつ
2016年の年明け早々、週刊文春のスクープによって、タレントのベッキーさんとロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音さんの不倫騒動が明らかとなった。ベッキーさんは記者会見で、川谷さんはライブでファンに謝罪したが、その後も週刊文春の記事で2人のLINEのやり取りが暴露されるなど、騒動の余波は続いた。
今回、表彰式にはベッキーさんは現れなかった。受賞者は週刊文春編集部。式では同部の記者が1人、覆面マスクを付けて壇上に登場した。覆面マスクについて「これは文春の公式キャラクター『ふみはる』と申します」と説明し、
「あまり人前に出てしまうと張り込みに支障が出てしまうので、この格好をしています」
と理解を求めた。
また、ベッキーさんについて、
「本来ならばベッキーさんや(不倫騒動で議員を辞職した)宮崎謙介元衆院議員さんたちがもらう賞だと思うのですけど、代表して頂きます。ありがとうございます」
と触れていた。
主催者側が、ベッキーさんに式への出席を打診したかどうかは、はっきりしない。