「保育園落ちた日本死ね」も 流行語大賞トップテン発表

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   年末恒例の「2016ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)が2016年12月1日、発表された。ノミネート候補30作の中から「年間大賞」に選ばれたのは、25年ぶりにリーグ優勝を果たしたプロ野球・広島東洋カープの緒方孝市監督が口にした「神ってる」だった。

   「大賞」以外にトップテン入りしたのは、「ゲス不倫」「聖地巡礼」「トランプ現象」「PPAP」「保育園落ちた日本死ね」「(僕の)アモーレ」「ポケモンGO」「マイナス金利」「盛り土」だった。

   選考委員会の姜尚中・東京大学名誉教授は、報道関係者向けの発表用資料で、「例年になく、過激で、尖った感じの言葉が流行った1年だったように思う」とコメントした。

   また、ユーキャン新語・流行語大賞事務局は今年の傾向について、

「『神ってる』を始めとして、ネットから発信された言葉が多かった。声に出す流行語より文字による言葉が氾濫。その為、過激な言葉が多く、上り坂、下り坂ではなく『まさか』と思われる言葉も出現した。同時に、1つの現象で複数の新語・流行語が生まれている。例年と比較すると、各分野でバランスよく言葉が生まれ、豊作ともいえる年である」

と、分析している。

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