ユネスコ(国際教育科学文化機関)は2016年12月1日(日本時間)、エチオピアで開かれた政府委員会で日本の「山・鉾(ほこ)・屋台行事」を無形文化遺産に登録することを決めた。
山・鉾・屋台行事は、青森県の「八戸三社大祭の山車行事」、福岡県の「博多祇園山笠行事」などをはじめとする全国18府県の祭礼行事計33件からなるグループ登録。国内では14年の「和紙」以来2年ぶり、21件目の登録となる。
安倍晋三首相は同日、
「心から嬉しく思います。幾世代にもわたり地域で受け継いできた『山・鉾・屋台行事』を、誇りを持って後世へと継承し、国内外に発信していきたいと思います」
とコメントを出した。