「68歳の僕に席譲らないで」 老け顔の笹野高史訴え、ネットで論議に

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   お年寄りなどに電車の中で席を譲ることについて、俳優の笹野高史さん(68)がテレビのバラエティ番組の中で「僕にはしないで」と訴えて話題になっている。

   笹野さんの発言があったのは、関西テレビで2016年11月25日に放送された番組「快傑えみちゃんねる」だ。

  • 席を譲る判断はどうすべきか
    席を譲る判断はどうすべきか
  • 席を譲る判断はどうすべきか

上沼恵美子さんも「そうですよ」と同意

   番組では、60歳を超えると映画にシルバー割引が適用になることが話題になった。司会の上沼恵美子さん(61)は、映画では自分は1800円の通常料金を支払っているとして、65歳になれば割引を使うが、「まだええねん」と言う。そして、割引の勧めについて、「いらんことせんといて下さい! 老けます」と訴えた。

   これに対し、笹野さんは、「上沼さんの意見に賛成ですね。年齢は自分で決める!」と主張した。上沼さんが「そうですよ」と同意すると、笹野さんは、こう真顔で話した。

「だから、電車の中で僕に席を譲ったりしないで下さいね」
    「席を譲られるんですよ」
    「僕は年をとって見られますからね」

「気持ちはわかる」「本当に困ってる人救われなくなる」

   バラエティだけにジョーク的な要素もあるが、ネット掲示板などでは、これをきっかけに議論が盛り上がっている。

   笹野さんへの訴えに対しては、

「気持ちはわかる」
    「胸元に譲って欲しい人は赤い羽根、譲って欲しくない人は緑の羽付けたらいいじゃん」

などと理解する向きもある一方で、

「『ありがとう、でも大丈夫』とお返しすればいいのでは?」
    「譲られたくないなら、優先席の近くに立たなければいい」
    「善意は受けた方が良いのでは、思うんだが」
    「芸能人がこういうこと言うと本当に困ってる人が救われなくなるよ」

といった異論も多くなっている。

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