人気沸騰中のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)に出演し、ドラマ主題歌の『恋』も歌っている星野源さん(35)が、2016年11月29日放送の音楽番組「ベストアーティスト2016」(日テレ系)への出演を辞退した。同日朝、公式サイトで発表していた。
辞退の理由は「過労による体調不良」。星野さんは12年にも「くも膜下出血」で倒れ、手術を受けた過去があることから、ファンからは「また倒れたりしないで」「本当に頑張り過ぎだよ」と心配の声が相次いでいる。
「十分なパフォーマンスが出来ない」
ミュージシャン、俳優、文筆家と幅広い分野で活躍する星野さん。現在は、エンディングの恋ダンスでも話題の「逃げ恥」や、NHK大河ドラマ「真田丸」などに出演するかたわら、ミュージシャンとしても音楽番組に多数出演。深夜の生放送ラジオ番組にも毎週レギュラー出演しているほか、週刊誌「AERA」の連載も抱えている。
こうした「過密スケジュール」の負担は大きかったようだ。今回の「ベストアーティスト2016」の出場辞退についても、その理由は「過労による体調不良のため、十分なパフォーマンスが出来ないという判断」だと説明されている。
実際、出演辞退が発表される数時間前に生放送された深夜ラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」では、星野さん本人も、
「本当ねもう、スケジュールも色々とこう詰まって来ているんで、ぜひ頑張っていきたいと思います。体調もなかなか万全にならないので」
と漏らしていた。また、2時間にわたる生放送中には、星野さんがトーク中に咳き込む場面もたびたびあった。
なお、星野さんは9月19日にも、体調不良でラジオ番組の収録を欠席している。その際も、欠席理由については「過労からくる喉の不調と熱」と説明していた。さらに、11月7日の同番組中では、
「食あたりを起こしていまして。気持ちが悪い、熱が出ている、頭が痛い...」
などと体調不良を訴える場面もあった。