「どうかと思う」「器物破損じゃないのか」
インパクトのある中継映像が放送されると、インターネット上では
「ガレージ開いた瞬間に報道陣がなだれ込んでてなんか異常...」
「下手したら業務執行妨害やがな」
「何より気持ち悪かったのはそこに押し寄せてたマスコミ。あの光景はひどい」
といった報道陣に対するネガティブな声が続々と上がった。
特に注目を集めたのは、ガレージから出ようとしたベンツにあったエンブレムだった。TBS系の情報番組「Nスタ」では、ボンネットに付いていたはずのエンブレムが地面に落ちている様子を伝えた。おそらく混乱の中で折れてしまったのだろう。さらに同番組では複数の人々がエンブレムを踏んでいく場面も映していただけに、ネット上では、
「人様のベンツのエンブレム折って踏みつけるのはどうかと思う」
「エンブレム破損って器物破損じゃないのか」
といった厳しい声も相次いだ。
裁判傍聴芸人の阿曽山大噴火さんは28日夜、ツイッターで「皆さん、ニュースを見て改めて分かりましたね。覚せい剤なんか絶対にやっちゃダメです。違法薬物に手を出すと副作用として、ベンツのエンブレムをへし折られます。ダメ、ゼッタイ」と皮肉った。
ただ、ASKA容疑者はもともと国民的な人気歌手であり、現在は執行猶予中(14年9月に覚せい剤取締法違反罪で懲役3年、執行猶予4年が確定)だった。さらに当日は再逮捕報道に反論するブログを直前まで更新しており、逮捕への関心が高まっていたのも事実だ。