2016年に生まれた子どもの名前で最も多かったのは、男子が「大翔」(ひろと・やまと・はると、など)、女子が「葵」(あおい・めい)だったという調査結果がまとまった。
明治安田生命が保険契約者を対象に毎年行っているもので、約1万7000人を調べ、「ベスト100」までを2016年11月28日に発表した。
男子と女子は「大翔」「葵」が2年連続1位
明治安田生命の発表資料によると、男子は1位の「大翔」が2年連続で最も多く、2位が「蓮」(れん)、3位が「悠真」(ゆうま・はるま・ゆうしん、など)。女子は「葵」(あおい・めい)が2年連続で最も多く、2位が「さくら」、3位が「陽菜」(ひな・はるな・はな・ひなた、など)となっている。
男子は漢字の1字で表現する名前が最近のブームで、ベスト10に「蓮」「樹」「悠」「湊」「新」の5つが入った。女子も花や草木など植物にちなむ名前がここ数年の傾向で、ベスト10に「葵」「さくら」「陽菜」「結菜」「咲良」「花」の6つが入っている。
また、2016年はリオデジャネイロ五輪・パラリンピックが開かれたことから、女子では開催地にちなみ「りお」と読む子どもが例年より増えた。男子では体操の内村航平選手の「こうへい」や、テニスの錦織圭選手の「けい」の名前が多くなった。男子と女子のベスト10は以下のとおりだ(カッコ内は読み方のすべてを多い順番で併記した)。
男女のベスト10を発表
【男子ベスト10】
(1)大翔(ひろと・やまと・はると・まさと・たいが・つばさ・たいし・だいと)
(2)蓮(れん)
(3)悠真(ゆうま・はるま・ゆうしん)
(4)陽翔(はると・ひなと・ひゅうが・あきと・ひろと)
(5)朝陽(あさひ)
(6)樹(いつき・たつき)
(7)悠(ゆう・はる・かなた・はるき)
(8)陽太(ひなた・ようた・はるた)
(9)湊(みなと・そう・かなた)
(10)新(あらた・しん)
【女の子のベスト10】
(1)葵(あおい・めい)
(2)さくら
(3)陽菜(ひな・はるな・はな・ひなた)
(4)凛(りん)
(5)結菜(ゆいな・ゆな・ゆうな)
(6)咲良(さくら・さら)
(7)莉子(りこ)
(8)結衣(ゆい)
(9)結愛(ゆあ・ゆいな・ゆめ・ゆうあ・めいあ・ゆうか・ゆな・ゆの)
(10)花(はな)