岐阜・美濃加茂市長に逆転有罪判決 浄水池装置めぐる受託収賄罪

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   岐阜県美濃加茂市の浄水装置の設置をめぐって、市長の藤井浩人被告(32)が受託収賄などの罪に問われた裁判で、名古屋高裁(村山浩昭裁判長)は2016年11月28日、1審の無罪判決を破棄し、懲役1年6か月、執行猶予3年、追徴金30万円(求刑懲役1年6か月、追徴金30万円)の有罪判決を言い渡した。各メディアが報じた。

   藤井被告は市議時代の2013年4月、同市の中学校に浄水装置を設置するよう便宜を図った見返りとして同市の設備会社社長から計30万円の賄賂を受け取ったとして罪に問われた。

   1審・名古屋地裁では16年3月、贈賄側の供述に不自然な点があるとして無罪判決が出ており、検察が控訴していた。

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