パートナーと愛し合えないつらさ 障害者の赤裸々告白にIVANが助言

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【バリバラ】(Eテレ)2016年11月20日放送
「障害者の性の悩み」

   「生きづらさを抱えるすべてのマイノリティー」の人たちにとっての「バリア」をなくすために、みんなで考える番組だ。

   今回はスタジオに障害者らを招き、「性」にまつわる悩みを赤裸々にぶっちゃけた。

  • どうしたらいいんだ…(写真と本文は関係ありません)
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キスしたい、ハグしたい時に求めるがままにできない

   大阪で一人暮らしをするゆいさん(25)は、昨年まで恋人と同棲していた。

   18歳の時に手足が動きづらくなる難病と診断され、その時病院で出会った医療スタッフと恋に落ちた。

   当初は歩ける体で、デートもセックスもしていたが、2年前に病状が急変。下半身がまひし、両手も思うように動かなくなった。退院後は彼に支えられて日常生活を送っていたが、セックスの時に体が動かせなくなってしまった。

ゆいさん「自分がキスしたい時にキスしたり、ハグしたい時にハグしたり、自然な流れを自分の求めるがままにできない状況がとってもしんどい」

   へその下から感覚がなく、下半身を触られてもわからない。自分だけセックスに参加していないように感じたが、彼には申し訳なくて本心を明かせなかった。結局彼に止められるのも聞かず、一方的に別れを告げてしまった。

トランスジェンダーのスタジオゲスト・IVANさん「私も体が男の子の時は、一方的に彼を気持ち良くさせるしかなかった。自分の局部が感じないからって、セックスができなくなるわけじゃないと思う。色んな形のセックスをパートナーと探していっては」

   多発性硬化症の番組レギュラー・大橋グレースさんは、現在恋人と同棲中だ。

大橋さん「私は添い寝で満足。感覚がないところを触られるよりは、『綺麗だね、今日も』とか、丁寧に言葉を言ってほしい。彼氏には『どうしてほしい?』と聞いて、お互いに満足することをやる」
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