千葉大学医学部の男子学生3人が集団強姦致傷容疑で逮捕された事件で、容疑者が警察から公表されなかったことで、作家の百田尚樹氏の「(犯人の学生たちは)在日外国人たちではないかという気がする」というツイートが波紋を広げている。
これに、ジャーナリストの津田大介氏が「(百田氏のツイッターの)アカウント停止すればいい」と批判。これがネット上で拡散され、「百田氏の指摘はヘイトスピーチだ」、「津田氏の主張は言論弾圧だ」といった大論争の様相を呈している。
百田氏「千葉大事件の犯人は在日外国人ではないか」
百田氏は24日未明、ツイッターに
「千葉大医学部の学生の『集団レイプ事件』の犯人たちの名前を、県警が公表せず。犯人の学生たちは大物政治家の息子か、警察幹部の息子か、などと言われているが、私は在日外国人たちではないかという気がする」
などと投稿した。
このツイートがまとめサイトなどで拡散されると、NPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹氏は24日夜、「ベストセラー作家が公然とヘイトスピーチを行う社会になってしまったとは・・・」とツイッターに投稿。
また、著書「殉愛の真実」(宝島社)などで百田氏を批判してきたライターの西岡研介氏も同日、「どうしようもないなこの人は」とツイッターで反応した。