「どのような対応をしていくか検討中」
「ガイアの夜明け」放送後は、ホクレン幹部の発言が話題になり、その前段部分が切り取られてツイッター上などに広まり、疑問や批判が相次いでいる。
「なんかムカつく言い方だな」
「ホクレンのせいでバター不足なんかー」
「自分らだけが儲かったらそれで、いいのか」
一方で、幹部の発言はその前後の文脈がはっきりせず、後段では品薄商法を否定していることから、「都合がいいとこだけ切り取ってる感じ」「言葉狩りの典型だな」「断片的なインタビューを見て、判断するのもよくない」といった声も上がっている。
ホクレンのような指定団体は、酪農家の収入を安定させる面もあることから、「農協が無くなれば生乳は買いたたかれて酪農家の所得は減るよ」との指摘も出ていた。もっとも、その存在がバター不足の一因ともされていることから、政府は指定団体に売らなくても酪農家に補助金を出す方向を打ち出しており、賛否両論の議論になっている。
ホクレンの広報総合課は11月25日、幹部の発言などについて問い合わせがかなりあるとして、「ホクレンとして、どのような対応をしていくか検討中です」とJ-CASTニュースの取材にコメントした。