高齢者ドライバーの自動車運転免許返納問題をめぐって、お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんが「何歳までなら運転しても良いという理屈が必要」と主張した。
高齢者ドライバーについては、相次ぐ事故を理由に「運転免許を返納すべき」との声が高まっている。淳さんは、日本では18歳まで免許取得を認められていないこととからめ、そうした状況に疑問を投げかけた。
「18歳まで運転してはいけないという理屈があるのなら...
ここ最近、高齢者ドライバーによる事故が相次いでいる。16年11月12日には東京都立川市で、83歳女性の乗る車が30代の男女2人をはねて死亡させた。事故を受け、ネット上では「免許返納論」が湧き上がっていた。
そんな背景もあるのか、淳さんは22日未明、
「18歳まで運転してはいけないという理屈があるのなら 何歳までなら運転しても良いという理屈が必要だ」
とツイートした。
これに、
「正論ですね」
「本当にそう思います」
と賛同の声が相次いでいる。
一方、農村部における交通手段の少なさから、
「免許を取られたら仕事と生活を失うのと同じ」
「地方の改善が必要なのではないですか?」
といった反論も少なくない。また、年齢ではなく、運転技術や認知能力によって判断されるべき、との主張もみられる。
淳さんは、18日にも自身の出演する情報番組との連動企画で
「全国で相次ぐ高齢者ドライバーによる交通事故。沖縄県内の75歳以上の運転者による人身事故が2015年は272件発生し、10年前に比べて約2倍に増えていることが県警のまとめで分かりました」
とツイートし、本件に対する関心の高さを示した。
このときは、ワンクリック投票を実施(すでに投票締切)。「高齢者は免許返納すべき」「高齢者は定期的に運転技術を試験するべき」「高齢者ドライバーも自由に運転してもいい」という3つの投票先で、最も得票数を集めたのは「高齢者は定期的に運転技術を試験するべき」だった。