気象庁は2016年11月23日夕方、同日夜から関東甲信地方で雨や雪が降り始め、24日にかけて東京23区など平野部でも積雪のおそれがあると発表した。関東地方の上空に、マイナス3度以下の真冬並みの寒気が南下するため。24日18時までの24時間で、多いところで甲信地方20センチ、関東地方北部山沿い15センチ、箱根から多摩地方や秩父地方にかけて10センチ、関東平野部でも5センチの積雪を予想している。
仮に「東京」の気象観測地点(千代田区北の丸公園)で初雪を観測した場合、11月としては1962年以来54年ぶり。
気象庁では、大雪や路面の凍結による交通障害、電線や架線、樹木への着雪などに注意を呼びかけている。すでに東急電鉄などがウェブサイト上で、各駅停車での運行や運転速度を落とした運行になる可能性があると発表している。