「運転していない人がなんでゴールドなのか」 田中康夫氏が「優良運転者」制度に異議

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ゴールド免許の21%は「ペーパードライバー」

   こうした田中さんの意見には、司会のお笑いコンビ「おぎやはぎ」の2人も同調。矢作兼さん(45)は「本当にその通りだと思います」と深くうなずき、小木博明さん(45)も、免許講習は車に乗らない人が「受けるべきものだよ」と話していた。

   警察庁が公表している「運転免許統計」(2015年版)によれば、15年に免許更新の手続きを行った人は約1681万人。そのうち、優良運転者は約945万人で全体の56.1%を占める。

   では、一般の運転者よりも多い優良運転者のうち、どれほどが「ペーパードライバー」なのか。

   楽天が運営する保険情報メディア「INLIFE(インライフ)」で15年4月17日に発表された、20歳以上の免許保持者400人を対象にしたアンケート調査では、優良運転者の21.0%が「数年に1回以下しか運転していない」と回答しており、ゴールド免許を持っている人の5人の1人以上が「ペーパードライバー」だということになる。一般運転者で同じ回答をした人は5.0%だった。

   この調査では「運転技術への自信」についても質問している。その結果をみると、運転に「自信がない」と答えた優良運転者は27.0%で、一般運転者の7.5%とは大きな差が出ている。

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