あの「岩下の新生姜ペンライト」が巨大ツリーに 販売中止で抱えた在庫を「有効活用」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   漬物製造販売会社の岩下食品(栃木県栃木市)が運営する「岩下の新生姜ミュージアム」(同)に2016年11月23日、一風変わったクリスマスツリーが登場した。同社が以前に販売していたオリジナルグッズ、「岩下の新生姜ペンライト」を計660本組み合わせた巨大ツリーだ。

   このペンライトは、「岩下の新生姜」の形状を再現したデザインを売りに15年6月に発売されたが、太い棒のような形状が「意味深」だとして一部のアーティストやアイドルへの嫌がらせに悪用され、16年10月11日に販売を打ち切っていた。同社企画開発部によれば「在庫を有効活用するため」にツリーを制作したという。

  • ペンライト660本を組み合わせた「巨大ツリー」
    ペンライト660本を組み合わせた「巨大ツリー」
  • ペンライトは、その独特な形状で話題を集めた
    ペンライトは、その独特な形状で話題を集めた
  • 高さは3.9メートル
    高さは3.9メートル
  • ペンライト660本を組み合わせた「巨大ツリー」
  • ペンライトは、その独特な形状で話題を集めた
  • 高さは3.9メートル

ツリー全体がやさしいピンク色に...

   岩下食品は11月23日から、クリスマスイベント「New Ginger Christmas(ニュー ジンジャー クリスマス)」を開催している。その会場入り口付近に設置されているのが、全長35センチの新生姜ペンライトを計660本使用した、高さ3.9メートルの巨大ツリーだ。

   ツリーは細長く独特な形状の新生姜ペンライトを円柱状に組み合わせたもので、クリスマスリースや星型の照明などが飾られている。ライトを点灯すると、ツリー全体がやさしいピンク色に光るという。

   岩下食品企画開発部の担当者はJ-CASTニュースの11月22日の取材に対し、

「販売終了となったペンライトの在庫をどうにか有効活用できないかと考え、社員で相談してクリスマスツリーを制作することになりました。ご来場いただいたみなさまに驚いて、楽しんでいただければ幸いです」

と話す。制作は外注せず、社員自らが1本1本ペンライトを組み合わせて作ったという。

   ツリーの展示は、イベント実施期間の12月25日まで。

姉妹サイト