米国では「ラルフ・ローレンに近いイメージ」
実際、国内での売り上げは急増中だ。「イヴァンカ・トランプ」を2012年から扱っている通販サイト「waja」の広報担当者は16年11月22日のJ-CASTニュースの取材に、トランプ氏の勝利で「イヴァンカさんのブランドは大反響です」と声を弾ませる。続けて、
「以前は商品ページへのアクセス数は1日で数十件ほど、売り上げも月あたり数点だけでした。ですが、大統領選が終わってからは、ページへのアクセスは1日で1万件以上のアクセスがあり、売り上げは28倍ほど伸びました」
とも話していた。こうした反響を受け、すでに「waja」ではイヴァンカ・トランプのラインナップ拡充を進めているという。
また、国内では数少ない「イヴァンカ・トランプ」を置くセレクトショップ「シェ・イビサ」(浅草ROX3内)の店長兼バイヤーの女性は取材に対し、
「うちの店では、大統領選の前後で目立った売り上げの変化はありません。ただ、モノ自体がいいので、商品の魅力で売れ続けている印象はありますね」
と話していた。
その上で、記者が「イヴァンカ・トランプというブランドは、アメリカではどのような印象を持たれているのか」と聞くと、
「国内でも有名なブランドに例えれば、『ラルフ・ローレン』に近いイメージでしょうか」
とも話していた。
追記=16年12月1日に、「waja」より数字の訂正の申し入れがあり、売り上げの数字を訂正しました。