2016年11月22日早朝に起きた福島県沖を震源とする地震で、気象庁は12時50分に岩手県、宮城県、福島県、茨城県で発令していた津波注意報を解除した。この結果、大津波警報、津波警報、津波注意報を発表している地域はなくなった。
気象庁は、今後も若干の海面変動が続くと予想されるが、津波被害の心配はないとしている。「海に入っての作業や釣り、海水浴」などについては引き続き注意を呼びかけている。
今回の地震のマグニチュード(M)は7.4で、東日本大震災の余震としては2014年7月以来2年4か月ぶりのM7以上を観測した。14時現在、大きな被害は確認されていない。NHKなどによると、4都県で足の骨を折るなど12人がけがを負った(13時30分現在)。