2016年11月22日の早朝5時59分に発生した福島県沖を震源とするマグニチュード(M)7.4の地震をめぐり、民進党、共産党など主要野党の公式ツイッターアカウントが、9時30分現在、何の反応もしていない、と注目を集めている。
一方、自民党、公明党の公式アカウントは、地震発生に何らかのアクションを示しており、「国民をどれだけ心配してるか、一目瞭然」と、主要野党に対して呆れる声も上がった。
懇談会写真や委員会質問映像
22日9時30分現在、民進党公式アカウント「民進党」のトップ(最新)ツイートは21日に投稿された懇談会の写真だ。18日に党本部で開催された懇談会の様子を撮影したものらしく、党公式サイトのURLも貼り付けられている。
共産党公式アカウント「日本共産党」のトップツイートは、こちらも21日に投稿された真島省三衆院議員の16日の委員会質問映像。YouTubeの動画ページへつながるURLとともに、「クレカのIC化遅い 法的義務付けを」と質問内容の説明も加えられている。
一方、自民党の公式アカウント「自民党広報」は首相官邸公式アカウントの地震情報ツイートを数回リツイートし、22日8時ごろ、「・国民に対し、津波、避難等に関する情報を適時的確に行う ・早急に被害状況を把握する ・自治体と緊密に連携し、政府一体となって災害応急対策に全力で取り組むことを指示」と安倍首相の地震対応を伝えた。
また、公明党の公式アカウント「公明党広報」は6時ごろから、NHKや首相官邸が投稿した地震関連のツイートを連続的にリツイートしている。
現状は、地震に対する公式アカウントの反応が与野党ではっきり分かれている。地震発生から3時間が過ぎても反応しない民進党、共産党の公式アカウントに対しては
「まさしく無責任野党」
「これだけで国民をどれだけ心配してるか一目瞭然」
と非難の声が寄せられている。