【その原因、Xにあり!】(フジテレビ系)2016年11月18日放送
「たった3週で若返りSP!タレたお尻が美尻に/声も老ける」
高音が出なくなったり、かすれたり...。加齢で劣化するのは肌や体型だけでなく、声も同じだ。
「声老け」の原因は、声帯のたるみだ。番組では、このたるみを改善し、声の印象が若返る簡単トレーニングを紹介した。
12秒以上声が続かなかったら要注意
声帯は、のどぼとけの中にある左右が対になった部位で、粘膜と筋肉でできている。声を出すと声帯が閉じ、肺から出された空気で細かく震える。声帯の振動音が声となって聞こえる。
老化で足腰の筋肉が衰えたり、肌がたるんだりするのと同様、声帯の筋肉もやせ細り、粘膜も潤いを失ってしわがれてしまう。
50歳までの女性の平均的な声の高さは240ヘルツといわれる。これは声帯が1秒間に240回震えていることを示す。振動数が多いと高く、少ないと低い声になる。個人差はあるが、50歳を過ぎると200ヘルツ以下になる人が多い。
また、若い人は声を出した時に声帯がすき間なく閉じるが、声帯がたるむとすき間ができるようになり、そこから息が漏れ、声がかすれてしまう。
男性も同じく加齢とともに声帯がたるむが、ホルモンバランスの影響で声帯自体が固くなり、少し声が高くなるケースが多い。
「声老け」をチェックするには、「アー」と声を出し、何秒間続くか確かめよう。女性は12秒以上、男性は15秒以上続かなければ、声が老化している可能性がある。