返金額はどこが負担?「回答差し控える」
ただ、あくまでCRAはペイジ氏の単独公演ではなく「多数の出演者によって構成されるイベント」であることなどから、
「演奏が行われませんでしたがイベント自体は成立していると判断しております。そのため、チケット代金の返金は出来かねます」
と、理解を求めていた。
一方、TeamRock社が運営するCRAの公式サイトには「演奏の予定ははじめから存在せず、このような情報の行き違いにチームロック一同は非常に心苦しく感じております」とする声明が掲載され(その後削除)、意見が食い違っていた。
KLab Entertainment の親会社「KLab」の広報担当者は21日、J-CASTニュースの取材に「発表の通り『誰がプレゼンターで誰が演奏するのか』について、主催3社の間に認識の相違があった」と話した。
返金対応の変化について尋ねたところ、14日の発表時点では主催者間の情報共有等ができていなかったが、その後に会合を行い「内部の問題」だったことが分かったため、と説明。CRAの公式サイトに一時掲載された声明についても、あくまで「すりあわせが行われていない段階のもの」だといい、20日に発表した共同声明が全てだという。
なお、3社のうちどこが返金額を負担するのかについては、「回答は差し控える」とした。チケット代は一般席が1万8000円、最も高い席は30万円だった。