赤ちゃんの突然死を防ぐには 米学会が推奨する14の注意

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「寝かしける時おしゃぶりを」「薄着にして汗をかかせない」

   (7)寝かしつける時はおしゃぶりを与えるとよい。メカニズムは不明だが、おしゃぶりは突然死の防止に効果があるというデータがある。ただし、ひも付きのおしゃぶりを幼児の首にかけると窒息の危険があり、寝ついたら取る。

   (8)妊娠中と出産後は禁煙する。喫煙する母親の子は突然死が多い。乳児が受動喫煙にならないようにする。

   (9)妊娠中と出産後は禁酒する。飲酒する母親の子は突然死が多い。

   (10)室内温度を高くして乳児が汗をかくと突然死のリスクが高まる。乳児の部屋を必要以上に暖めない。乳児の服は大人より1枚少ないのがよい。また、頭を毛布などで覆わない。死亡例の多くが頭に物をかぶった状態で発見される。

   (11)妊婦は定期検診をきちんと受ける。定期検診を受けた母親の子は突然死が少ない。

   (12)推奨されているワクチンはすべて接種する。

   (13)「乳児の突然死を避ける」と宣伝されているマットレスなどの市販製品を使わない。突然死の原因が明確ではない現在、突然死を予防できる科学的な根拠はまだ示されていない。そうした器具の使用より、安全な睡眠習慣をつける方が重要だ。

   (14)寝返りをさけるため乳児を毛布などでつつむ「おくるみ」は勧められない。「おくるみ」をすると突然死のリスクが高まるというデータがある。

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